
Episode notes
福岡市長になって間もない頃、高島宗一郎は課長を呼んで「箸の上げ下げまで指示する」ようなマイクロマネジメントをしていたと言います。167万人の市民と1万9千人の職員を動かすために手放したもの、そして一人一花運動で想像もしなかった提案が生まれた理由を話しました。
第1回を公開したあと、リスナーさんから「ジングルを作らせてください」と手作りのジングルが届きました。高島さんがKBCに勤めていた頃のラジオ番組の話、そして深夜番組で平井堅さんとゴーカート3本勝負をして勝ち、ジングルを2パターン作ってもらった話。そこから、この回は「参加型でものを作る」という本題に入っていきます。
著書『福岡市の問題解決』には、高島さんが課長を呼んで箸の上げ下げまで細かく指示していた時期のことが書かれています。仕上がりは思い通りになる一方で、組織は徐々に思考停止になり、「市長がこう言ったから」で議論が終わるようになっていったと振り返ります。高齢者福祉から港湾のコンテナ、歯科検診、予防接種の補助、企業誘致、スタートアップ、ごみ収集まで、市の仕事は多岐にわたります。そのすべてに自分が指示を出すやり方では大きな組織は動かせない、と実感したそうです。
具体例として挙がったのが一人一花運動です。一人が一本の花を育てれば167万本、一企業が一つの花壇を持てば企業の数だけ花壇が街にあふれる——大分県知事の平松守彦さんの一村一品運動から着想したこのコンセプトを担当部署と共有したところ、企業側からの逆提案や、舞鶴公園の動線に合わせた花壇の工夫など、想像していなかった取り組みが自発的に生まれてきたと話します。
後半は「では一人一人の強み弱みを、リーダーはどう見抜くのか」という質問に移ります。答えは「平時には見えない、有事にこそ見える」。博多駅前の陥没事故で、普段は出過ぎてしまう職員のリーダーシップが役立った話、博多人形にスポットライトを当てると見え方が変わる話を引きながら、人も光の当て方次第だと結びます。
この番組自体、高島さんが編集をすべて白石さんに任せ、AIでの編集も一発OKしているのが実例です。細かい性格だと自認する人、部活のキャプテン、中間管理職の部長・課長——「自分でやった方が早い」で止まっている人に向いた回です。
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■ チャプター
0:00 今回の結論:100%を手放したら想像を超えた
0:34 リスナー手作りのジングルが届く
2:04 KBC時代のラジオとメタルのジングル
4:36 平井堅さんとゴーカート3本勝負
6:35 緑のタイツと洞窟、下積み時代の企画
8:33 箸の上げ下げまで指示していた1期目
10:36 組織が思考停止になった瞬間
12:36 167万人と1万9千人を動かす塩梅
15:08 一人一花運動と一村一品運動の着想
17:38 企業からの逆提案と舞鶴公園の花壇
19:38 神は細部に宿る性格と番組の編集を任せた理由
24:10 キャプテンと課長に使える汎用アドバイス
25:43 強みと弱みは有事にこそ見える
27:13 博多駅前陥没事故と博多人形のスポットライト
30:13 光の当て方を間違えないリーダーの役割
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📻️番組について
高島宗一郎が政治・行政の現場で得た経験や教訓をもとに、仕事、人間関係、日々の暮らしに活かせるヒントを、肩の力を抜いて起業家・白石憲正と語り合う番組です。
「どうやって人を動かす?」「意見が違う相手と、どう向き合う?」「大きな決断をするとき、何を大切にする?」
高島宗一郎の経験や本音を、白石が素朴な疑問で掘り下げながら、皆さんが今日から使えるヒントにつなげていきます。
政治に詳しくなくても、もちのロン、大歓迎!
通勤中や家事の合間に、気軽にお付き合いください。
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