演々鵠沼

演々鵠沼

by Haya Nakazaki & Takuya Misawa

#2 「夢が叶ってよかったね」と言われても、ねえ?

月イチで鵠沼海岸から、俳優・中崎敏と映画監督・三澤拓哉が話しています。 第2回は、中崎がボーカルを務めるバンド・SandylaがEP配信を開始したところからスタートし、 表現活動をする二人にとって、「夢」とは?と話が広がっていきます。 ▼この回で話していること 00:00 第2回、鵠沼海岸から 01:00 バンドの配信が始まった/新メンバーのサックス奏者 03:30 10年かけてバンドが形になるまで 09:40 「夢が叶ったね」への違和感 12:40 受験とデジャヴ、叶うと信じられていたもの 18:10 プロデューサーになるつもりだった学生時代 27:50 卒業前に「1本撮ってみたら」と言われて 30:00 監督をやって気づいた自分のエゴ 36:20 受賞のあとに思い描いた未来と、現実 38:20 香港の仲間たち、生活と創作 42:20 法人化と、マーケティングという言葉に振り回された時期 45:40 叶っていないことも、自分が選んでいる 51:30 恥ずかしいと思ってやめた瞬間に失われるもの 53:50 観客との出会い 56:50 歌うことが俳優業に返ってくる 1:06:40 模倣から始めた絵、そのうち見えてきた自分の視点 1:13:10 いつか大きなキャンバスで、静かに個展を 1:27:10 シネコヤで観た『トロフィー』の話 1:36:00 岡田利規の演劇と、身体と言葉 1:46:30 これからの1ヶ月/10月の上映 1:57:40 SUPで転覆した話 1:59:20 ショート作品の脚本と、朝4時から7時 2:06:10 歌、呼吸、演技

#01 なぜ今、ポッドキャストなのか?――自分の「思う」が流れてしまう前に記録する

俳優・中崎敏と映画監督・三澤拓哉。2014年の映画『3泊4日、5時の鐘』でメインキャストと監督として出会った二人が、12年の時を経て、新たな対話の場をスタート。 第1回目となる今回は、それぞれの原点であるインディペンデント映画制作の記憶から、シンガポールやマラケシュの映画祭で感じたこと、や中崎便がハリウッド作品の現場で直面した「勝ち取る」ことの厳しさが苦い経験として語られる。 後半は、「自分の主観が大事」という中崎敏の発言から、このエピソードの核に入っていく。 「自分の小さな心の声を大切にしたい」と語る中崎に対し、「主観はむしろフラットに見るための邪魔になるのではないか」と疑念を呈する三澤監督。 一見、平行線に見える双方のコミュニケーション。その溝が埋まった時、「なぜポッドキャストを始めたのか」――その理由に辿り着くのだった。