#01 なぜ今、ポッドキャストなのか?――自分の「思う」が流れてしまう前に記録する
俳優・中崎敏と映画監督・三澤拓哉。2014年の映画『3泊4日、5時の鐘』でメインキャストと監督として出会った二人が、12年の時を経て、新たな対話の場をスタート。 第1回目となる今回は、それぞれの原点であるインディペンデント映画制作の記憶から、シンガポールやマラケシュの映画祭で感じたこと、や中崎便がハリウッド作品の現場で直面した「勝ち取る」ことの厳しさが苦い経験として語られる。 後半は、「自分の主観が大事」という中崎敏の発言から、このエピソードの核に入っていく。 「自分の小さな心の声を大切にしたい」と語る中崎に対し、「主観はむしろフラットに見るための邪魔になるのではないか」と疑念を呈する三澤監督。 一見、平行線に見える双方のコミュニケーション。その溝が埋まった時、「なぜポッドキャストを始めたのか」――その理由に辿り着くのだった。