Notas del episodio
「失われた30年」は失敗ではなく、日本が選んだ結果ではないか——この主張をAIにぶつけて、5分間ガチで議論しました。AI側には「実際に失われた」という一般的な正論側に立ってもらい、AIが話し終わるまで口を挟まないルールで挑戦。前回の反省を踏まえた企画第2回です。
前回「AIと喧嘩議論してみる」をやったとき、人間側がカットインしすぎだという指摘がありました。そこで今回はルールを2つ設けています。AIが話し終わるまで口を挟まないこと、そして3人(AI・木原さん・けんせいさん)で議論すること。木原さんがメインのディベーターを務めます。
テーマは木原さんが用意した「日本の失われた30年」。人間側は「失われたのではなく、我々がその選択を取った30年だ」という立場、AI側は「実際に失われたものだ」という立場を取ります。AIからは、賃金が30年ほぼ上がっていないこと、物価や社会保険負担の増加、少子高齢化への対応の遅れ、財政赤字の累積、デフレの長期化といった根拠が次々と提示されます。
人間側は「30年前より道路やインフラ、住環境は明らかに良くなっているのでは」と反論。AIはそれを強い反論だと認めつつ、便利になったのは過去の蓄積や公共投資の成果であって、所得の伸びを伴わないから豊かさが実感できないのだ、と切り返してきます。さらに格差の話へ進み、成長がなければ分配するパイ自体が増えない、非正規雇用の増加や若者の将来不安といった見えにくい格差が広がっている、という展開に。
5分間やってみての感想は「データ量の多い側にAIを立たせたほうが、聞いている側として断然おもしろい」でした。数字を縦に叩かれてしどろもどろになりつつも、勉強になる感覚が残ります。子どものディベート練習の相手としても使えそうだ、という活用アイデアも出てきました。
AIをただの調べもの相手ではなく、議論のスパーリングパートナーとして使ってみたい方、ディベートや思考の壁打ちにAIを使えな ...